体の中から…美しく☆
洋服やメイクを工夫しても、肌年齢はごまかせません。いくつになっても、みずみずしくてハリのある素肌でいたいもの。スキンケアも大切ですが、肌そのものをつくりだすのは毎日の食事です。たんぱく質は毎食とり、ジャンクフードや甘いもの、辛いもの、お酒など、肌トラブルの元になるものを食べすぎないようにしましょう。
お肌の若返りのためには、知っておきたいキーワードが3つあります。1つめは「抗酸化」。細胞の酸化が老化に大きく影響するので、酸化を防ぐことが大切。抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA、C、Eをとりましょう。これらは、ピーマン、トマト、にんじん、かぼちゃ、アボカドなど緑黄色野菜や果物に多く含まれています。
2つめのキーワードは「ターンオーバー(新陳代謝)」。細胞は常に新しいものを作り出し、古いものと入れ替わります。これには一定のサイクルがあるのですが、生活習慣の乱れや加齢などで周期が乱れると、肌のくすみや肌荒れ、シミなどの肌トラブルが起こりやすくなります。ビタミンB2やB6、ナイアシンには、肌のターンオーバーを正常にする働きがあります。これらは、レバー、うなぎ、かつお、卵、納豆、牛乳などに含まれています。
3つめのキーワードは「潤い」。肌の乾燥は若返りの大敵。しわやたるみ、毛穴、くすみなど肌年齢アップにつながるトラブルは、乾燥がひとつの原因です。肌の潤いを保つには、コラーゲン、ビタミンC、ビタミンAなどをとりましょう。コラーゲンは手羽先やゼラチン、魚などに、ビタミンCはピーマン、キャベツ、グレープフルーツなどに、ビタミンAはうなぎや鶏肉、にんじん、モロヘイヤなどに含まれています。